学校や教室に変化を生み出すコミュニティ型プロジェクト
    『エンジン』スタートします!

「学校を、もっと民主的でインクルーシブな場にしたい」
この明確な願いのもと、NPO法人School Voice Project は2025年度から、教室や学校に変化を生んでいくコミュニティ型・学校変革プロジェクト『エンジン』を始動します!

全国各地の教職員がオンラインで集い、それぞれのテーマ・目標を立て、およそ100日間の期間集中で、自身の職場で"マイプロジェクト"に取り組みます。期間内は、日常的にオンラインコミュニティ内で交流・相談し合ったり、定期的にオンラインで「振り返り&作戦会議」を実施して学び合ってモチベーションを保ちながら、実際の教室や学校の変化に届くアクションを模索していきます。

あなたも「どんな子も過ごしやすい学校」「対話の文化」のつくり手として、
ともに、もう一歩、踏み出しませんか?


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学校をどんな子も過ごしやすい場にするために
いまの学校のあたりまえを少しずつ変えていく—— 

不登校の児童生徒数が34万人を超え、特別支援教育を受ける子どもたちも増え続けています。いま起こっているのは、これまでの学校教育の在り方や枠組みが「つらい」「合わない」「苦しい」子どもたちが、不登校になるか、特別支援教育の対象に入ることでなんとかサバイブしている状況、と言えるのではないでしょうか。

学びの多様化学校や、校内フリースクールなどの選択肢も出てきています。今、現在進行形でつらい思いをしている子どもたちを受けとめる場所が必要なのはいうまでもありません。ですが、そもそも・・・

「"通常"学校の"通常"学級のあり方はこのままでいいの?」
「今の"学校のあたりまえ"を、もっと子どもに合わせて変えていく必要があるのでは?」

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子どもたちは多様です。家庭環境や心身の状態、SOGIE(性的指向・性自認・性表現)、国籍や民族的なルーツなどは一人ひとりさまざま。興味関心や、コミュニケーションスタイル、得意 / 苦手な学び方もみんな違います。それを前提に、子どもたち一人ひとりにとって苦しいことは何なのか、どんなふうになれば過ごしやすくなるのか、大人が学び、考え、子どもたちの声を聴きながら、「今のあたりまえ」を変えていく。『エンジン』はそれを実践するプロジェクトです。

先生たち一人ひとりには悩みや葛藤もあります。「今のあたりまえ」を変えていくためには、さまざまに試行錯誤したり、職場内での葛藤や信念対立にも向き合っていく必要もあります。教員不足や多忙化が叫ばれる中、取り組みを進めていくのは簡単ではありません。だからこそ、思いを共有できる全国の仲間とのつながりを土台に、共に変化を生み出すことを目指す『エンジン』が必要だと考えました。

『エンジン』ってどんなプロジェクト?

日々いろいろある中で、まずは「取り組んでみよう、やるぞ」と、この期間、このテーマにコミットすると決めるのはとても大きなことです。『エンジン』では序盤に「学校のあたりまえ」をアップデートしていくための、汎用的なノウハウや考え方をみんなで学び、それを踏まえて、それぞれの職場でのチャレンジを共有し、学び合っていきます。すぐにはうまくいかなくてもその試行錯誤を励ましてくれる場があることで心が折れるのを防ぎ、もしくはたとえ折れても回復しやすい環境をつくり、変化を目指して歩んでいけるよう支えます。

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プロジェクト概要

▼募集要項

●定員:30名(本申込み者 ※同僚特典での参加者を除いた人数)
●価格:1万円(お一人につき、1名まで同僚を誘える特典が付きます)
※別途プロジェクト実施期間中の「エンタク 」参加費=月額1000円がかかります。エンタク入会はこちら から。
●対象:現職の学校教職員
※ご自身が対象かどうかご不安な場合はお問合せください。
●その他:
※毎回のミーティングや講座は、すべてZOOMを使用しオンラインで実施します。
※School Voice Projectが運営するオンラインコミュニティ「エンタク」への加入が前提となります。初回の実施までにご入会ください。 入り方、使い方のサポートは適宜行います。


▼スケジュール

第1回|4/26(土)
    9:00-10:00 キックオフ:趣旨・内容確認/アイスブレイク、安心安全の担保
    10:15-12:15 基礎講座①(野口晃菜さん)
●第2回|4/27(日) 9:00-11:45 基礎講座②(武田緑)
第3回|5/1(木)20:00-22:00 |基礎講座③(ちょんせいこさん)
第4回|5/6(火・祝)20:00-22:00|ホーム立ち上げ・目標の深掘り
第5回|5/18(日)9:00-10:00|振り返り&作戦会議
第6回|6/1(日)9:00-10:00|振り返り&作戦会議
第7回|6/15(日)9:00-10:00| 振り返り&作戦会議
第8回|6/29(日)9:00-10:00|振り返り&作戦会議
第9回|7/6(日)9:00-10:00| 振り返り&作戦会議
第10回|7/20(日)9:00-10:30| 振り返り&2学期の展望
第11回|7/27(日)9:00-12:30|ハーベストDAY

例えばどんなことにチャレンジ?(マイチャレンジの例)

「子どもがつらくない、インクルーシブな教室・学校づくり」と言われても、何をしていいのかピンとこない方も少なくないかもしれません。『エンジン』では、以下の4つの柱のもと、それぞれがマイチャレンジのテーマと目標を設定していきます。

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《 こんな悩み・思いがある方に 》
飛び出しがある、教室に入らない子がいる、日本語がわからない外国ルーツの子がいる、毎日叱ってばかり…、不登校だった子が教室に来るようになったが授業がわからない etc
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《 こんな悩み・思いがある方に 》
互いを傷つける言葉が飛び交っている、子どもたちの関係性が冷えている、もっとリラックスできるやわらかい教室にしたい、自分と子どもの関係を改善したい、気づかずに子どもたちを傷つけていることがあるならそれに気づきたい etc

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《 こんな悩み・思いがある方に 》
同僚と共通認識がつくれない、大事だと思っていることを問題提起しても伝わらない、職員室で飛び交う子どもへの批判をどうに
かしたい、職場内に作戦会議ができる仲間がほしい etc
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《 こんな悩み・思いがある方に 》
学校全体で子どもたちが落ち着ず安心安全をつくれていない...、学校組織としてDE&Iの取り組みを進めたい、ビジョンをより多くの教職員で共有したいetc
<※管理職や、生徒指導・人権担当などの分掌長などミドルリーダー的立場の方向け>

100日間の過ごし方:プロジェクトの流れとサポート内容

『エンジン』はおよそ100日間かけて実施するプログラム。
その具体的な内容をご紹介します。

1. キックオフミーティング
●オリエンテーション・100日間の過ごし方のイメージを具体化
●不安な点やわからないことを解消
●グラウンドルールの設定・参加者同士の関係構築・心理的安全性の担保

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2. 基礎講座(インプット)
このプロジェクトの共通土台となる知識・考え方・スキルを共有することで、100日間の学びとアクションを支えるコミュニティの安定性を高めます。
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※ホワイトボードミーティング®︎の活用について
一人ひとりの意見が活かされる効率的、効果的な話し合いの方法「ホワイトボード・ミーティング®︎」を開発者のちょんせいこさんから学びます。『エンジン』では、みんなで学んで活用することで、コミュニティ内の学び合いの質を高め、参加者の各自の現場でのアクションにも活かせるようにします。


3. マイプロジェクトのテーマと目標を決める / ホームグループをつくる
●互いに深掘りし合いながら、3ヶ月間取り組むテーマを、一人ひとりが設定します。
●近しいテーマ・目標の方同士で、学び合い・支え合いの基盤となる少人数の「ホームグループ」をつくります。(校種・経験年数なども考慮します)

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4. マイプロジェクト始動!〜現場での実践・試行錯誤〜
●2週間を1ターム(実践期)として区切り、テーマと目標を意識しながら、自分の職場でマイプロジェクトを回します。(進捗状況や、学び・気づきの投稿を推奨。ただしご自身のキャパシティに合わせて"チャレンジ・バイ・チョイス"でOK)
●実践期が終わるごとに「振り返り&作戦会議」を行います。ここでは、ホワイトボード・ミーティング®︎の「定例進捗会議」という型を用いて【コンパクト且つ深く】現状を振り返って次への見通しを持ち、そのうえでよりそれぞれの知恵や視点や経験を共有し合いながらネクストアクションを考えられる時間を持ちます。(隔週実施・毎回1時間きっかり!)
●「振り返り&作戦会議」では、参加者の皆さんの状況やニーズに応じて10分程度の「ミニレクチャータイム」を設け、スタッフやSVP理事メンバーなどから、視点やスキルを共有します。

5. マイプロジェクトの実践中には、こんなオプションも!

▶︎ 個別相談:
それぞれ得意分野を持ったSchool Voice Project の理事やスタッフメンバーに個別に相談することができます。相談に乗る人の人選は希望やニーズに沿うかたちで個別調整します。(クラウドファンディングのリターンとなっています)
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▶︎ 公開お悩み相談会:
自分の悩みや困りごとを「まないたの上」に出し、ファシリテーターに深掘りして聞いてもらい、他の参加者からもフィードバックや視点をもらうことで、今後の打ち手を探すことができます。(クラウドファンディングのリターンとなっています)
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▶︎ グループコンサルティング:
インクルーシブな学校・教室づくりを目指してさまざまな立場で取り組んでこられたフロントランナーや専門家の方たちに、少人数でアドバイスをもらう。(クラウドファンディングのリターンとなっています)
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▶︎ 有志での勉強会やおしゃべり会(自主企画):
例えば、以下のような会を「この指とまれ」で立ち上げてみんなで学ぶことができます。
・自由進度学習に以前から取り組んでいる◯◯さん、◯◯さんからアドバイスをもらう会
・『◯◯』を読んでみんなで語るブッククラブ
・同じ立場◯◯(管理職、研究主任、生徒指導担当etc)同士で集まって話そう!
・ホワイトボード・ミーティング®︎の練習をしよう!
・クラス会議のやり方で、話し合いをやってみよう!


5. 生まれたものを分かち合う「ハーベストDAY」
最終回は、およそ100日間の取り組みと、そこで起きた自分の変化、教室の変化、職場の変化をみんなで共有し、祝福し合います。それがまた次のチャレンジへとつながるように。

『エンジン』のその他の特徴(おすすめポイント)

▼SVPのオンラインコミュニティ『エンタク』を活用!

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『エンジン』は、School Voice Project が運営しているオンライン・コミュニティ『エンタク』を基盤に展開します。現在未加入の方にも、プロジェクトの実施期間は『エンタク』にお入りいただくかたちです(その後、抜けるのは自由です)。

『エンタク』は、メンバー限定で交流できるSNSのようなもの(専用アプリあり)。
「自分のフィード」「つぶやきやブログ」「ダイレクトメッセージ」「グループ」「メンバー一覧」「イベントページ」などの機能があり、書き込んで交流したり、イベントに参加したりすることができます。非同期の気軽なコミュニケーションが取りやすいことや、守秘義務のあるクローズドの空間だからこそ、現場のリアルを発信できるのは大きな利点です。

エンタク入会はこちら → https://entaku.school-voice-pj.org/about
※4/26のキックオフミーティングまでに入会いただければOKです。


▼伴走するスタッフ

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学校現場で長く教員をやりながら、子どもたちを包摂できる環境づくりや職場づくりに取り組んできた大野、工藤、横山と、外部の立場から学校向けの研修や授業・コンサルティングに携わっている武田がプロジェクト全体の運営と場づくり・ファシリテーションを担当します。

▼同僚を無料で誘える!
職場に仲間を増やすキッカケになれば...という思いから、職場の同僚と一緒に参加いただくことができる仕組みを考えました。基礎講座(①②)は、同僚の方を何人でも誘っていただいてOKとします。プログラム全体については、申込み者の方1名につき、同僚の方1名分の無料招待枠をプレゼントします。(もちろん、単独参加でも大丈夫です◎)

現在、クラウドファンディング実施中!(4/5まで)

School Voice Projectは現在、 『エンジン』のプログラム開発&運営費用と、学校をインクルーシブにしていくための政策提言活動のための費用を集めるクラウドファンディングを実施中です。お申込に加えて、ぜひこちらのご支援もご検討ください!
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上記のマイプロジェクト実施中のオプションのメニューはこちらのクラファンでリターンとしてGETできるようになっています。ぜひご活用ください^^