こんにちは。
新年度が始まって、みなさまいかがですか?

私は、大きく体制の変更があり、慣れない毎日をこなすので必死!
韓国ツアーが遥か昔のことのように感じます。

韓国ツアーや事前学習会についてはこちら

https://entaku.school-voice-pj.org/events/6a91a6cb6f3c


帰国後、韓国のことを文章にすることができず…ですが
ざっくり伝えると「とってもよかった!」です。

何がいいって
「人権」「権利」が法律に組み込まれていること
権利侵害に対して救済の仕組みがきちんとあること

その中で、障害のある子どもたちの学習権の保障と、その環境を作るための政治的なバックアップ体制を十分に作ろうとしていることを、政治的に行っていました。

今回は、韓国DPIの皆さんにオーガナイズしてもらい、障害があるおとなの生活にも少し触れさせてもらいつつ、子どものがどのように育っていくのか…ということも考えさせられるものでした。

今回訪問した場所は
〇国家人権委員会
〇国立特殊教育院
〇特殊教育総連合会
〇ソウル市教育大学付属小学校
〇全国特殊教育教師研究会(SVPのような先生の団体でした)
〇ソウル市教育庁南部特殊教育支援センター(ヨンイル初等学校内)

韓国も日本のインクルーシブと同様に、それぞれの思いが交差しておりましたが、
日本と決定的に違うことは、どの人も「教育は子どもの権利です」と言っていたことです。

その環境を作るのは大人の責任であるという感覚で、それぞれの子どもが”原則通常学級”という環境を作っている韓国。

受験戦争にイメージの中で、インクルーシブがどのように実現されていこうとしているのか
その中で、現場の先生たちはどのように感じていたのか
日本で取り入れられるとしたらどういうところか
これからインクルーシブの研究をするにあたって、みんなが感じたこと

などなどを
それぞれの参加者の目線で語ってもらおうと思います。

発表者は
崔栄繁さん:DPI日本会議議長補佐
→今回の視察の成り立ちと韓国事情、韓国DPIについて
矢野良太さん:公立特別支援学校教諭
→退職&現職の特殊学校教師の交流会について
塚本有多香:School Voice Project理事
オルタナティブスクール    箕面こどもの森学園勤務・元大阪府小学校教員
→ソウル大学付属小学校”共感教室”について
松波めぐみ:大阪公立大学ほか非常勤講師
→国家人権委員会について
小谷綾子:School Voice Project理事
SSW(スクールソーシャルワーカー)公立の子どもの相談機関のソーシャルワーカー
→特殊教育院・特殊教育支援センターについて

を、報告者の立場から感じたことを元にお伝えし、その都度対話的なやり取りを通して深めていく構成です。
時間の目安は、1パート15分くらいです。
最後の、20分くらいは、全体を通した質疑応答の時間も設けております。


日曜のお昼ですが…ぜひみなさま、参加お待ちしております。

「人権」「権利」が法制度に組み込まれているということの大切さを、ぜひ一緒に分かち合いませんか?

【アーカイブ視聴について】
エンタク会員の方は、後日アーカイブで視聴できます。
エンタク会員以外のお申し込みの方で、アーカイブ視聴をご希望の方は、
後日URLをお送りいたします。

【情報保障について追記】
インクルーシブツアー報告会、と書いていますが、手話通訳等の情報保障の体制を整えておりませんでした。
申し訳ありません。
ZOOMを介した完全オンラインで行います。
昨日、視察メンバーでの打ち合わせ時にためしてみたのですが、
ほとんどずれがなく、しゃべった人のアイコンと内容が文字で出てきました。
ご入用の方は、ZOOMの字幕機能をご活用ください。