【大阪開催】「障害を学び、おとなもともに育つ」
〜大阪から今、公教育を問い直す〜


「ともに学び、ともに育つ」大阪の教育。
 
大阪府には、障がいのある子どもをはじめ、外国にルーツのある子どもや、様々な立場にある子どもたちが暮らしています。障がいのある子どもの教育においても、生活を通して仲間とつながり、支え合い、高め合うことをめざす「ともに学び、ともに育つ」教育を基本とし、将来、自らの選択に基づき地域社会と関わりながら、ともに自立した生活を送ることができるよう、子どもたちの可能性を最大限に伸ばすことを大切に進めてきました。


大阪府のHPにはこんなふうに記載されています。

今回は、「障害インクルーシブ」に焦点をあてて、大阪の教育現場をもとに、本当の「インクルーシブ」とはどういうことなのかを考えていきます。
障害のある人も、ない人もともに学べる学校とは?すべての人が地域で暮らせる社会とは?

当日は、大阪の実例をもとに、参加者の地域の教育にも通底する《公教育のあり方》を問い直す作業をしてみたいと思います。そのことを通して、子どもたちの持っている力が最大限に発揮される環境を作るためには、どのようなことを大切にしたらいいのかを、一緒に考えましょう。

パネルトーク#1では個性的なゲストの方とNPO法人School Voice Projectの理事でのパネルディスカッションを行います。

FBイベントカバー.png 1.14 MB

パネルトーク#2では、バリバラご意見番の玉木幸則さんをコーディネーターにお招きし、ツッコミながら解説をしていただきます。

FBイベントカバー (1).png 434.29 KB

後半は、参加者同士で感想や意見を交わし合う時間を設けています。

『インクルーシブな学校』の実現に向けた対話を通して、それぞれの地域でどのようなことをしていけるのか、一緒に考えていけたらと思います。
皆さまのご参加をお待ちしています。

■登壇者

コーディネーター:
玉木幸則さん

兵庫県姫路市に仮死状態で生まれ、4歳で肢体不自由児療育施設に入所。小中学校は地元の普通学級で学ぶが、高等学校は養護学校へ。日本福祉大学社会福祉学部第2部卒業。特定非営利活動法人メインストリーム協会(西宮市の自立生活センター)の勤務を経て、西宮市社会福祉協議会で長年勤務。現在は一般社団法人兵庫県相談支援ネットワーク代表理事、内閣府障害者政策委員会委員など。NHKのEテレ「バリバラ」のご意見番。社会福祉士。

ゲスト:
佐々木サミュエルズ純子さん

「わくわく育ちあいの会(旧・インクルーシブ教育をすすめる会)」代表
中学生と高校生の子どもの母。1990年代から英国で暮らしたが長男を出産の前年に日本に移住。大阪の「ともに学びともに育つ」が支えるほんとうのインクルーシブ教育の実現を願い行動しながら日々を暮らしている。『子どもたちはみんな多様ななかで学びあう』著者。

常清麻紀さん
豊中の小学校で介助員(支援の必要な子どもの生活&学習補助)として12年間勤務。「支援教育」は「集団教育」が大事であると感じ、その後、教員免許を取得。現在は原学級(通常学級)担任として集団づくりを中心に誰もが生きやすい社会になるよう、子どもたちと「一緒に考える」ことを大切に毎日を過ごしている。子どもの学び、成長の中で与えすぎず、失敗や経験を奪わない」ことを意識している。

東奈央さん
大阪弁護士会所属・弁護士・高齢者障害者総合相談センター(通称ひまわり)副委員長/日弁連・障害者差別禁止法制に関する特別部会部会長
大阪府内の小中学校を卒業。障害のあるなしの線引き、マニュアル主義の分断社会に疑問を感じている。温かい社会を目指すには、すべての子どもが豊かに学ぶ機会を本当に保障する必要があると思っている。

小谷綾子
社会福祉士/子どもソーシャルワーカー/SSW
NPO法人 School Voice Project理事。子どものソーシャルワーカーとして、複数の自治体で勤務。大学ではソーシャルワークと心理学を専攻。 障害者運動にのめりこみ、大学卒業後は自立生活運動を継続。 現在は、発達障害、不登校、子どもの不適切行動、虐待などの相談を受け、学校の中と外から子どものセーフティネットに対して子どもの権利を軸としたソーシャルワークの視点で働きかけています。2人の子どものお母さん。

榎原佳江
公立高校の教員/NPO法人 School Voice Project理事
大阪市に生まれ「ともに学びともに育つ」の大阪市で人権教育が強い学校に通う。大阪府立高校で勤務し、現在は、知的障がいのある支援学校籍の生徒が週4通う「共生推進教室」が設置されている普通科高校で、共生生徒を含む学級の担任を3年間している。

■タイムライン

13:20    受付
13:30    オープニング・団体紹介・チェックイン
13:50    パネルトーク#1:ゲスト3人とのディスカッション
                        休憩
14:55    パネルトーク#2:コーディネーター玉木さんよりツッコミ解説
15:35    みんなで対話
16:10    クロージング・チェックアウト
16:30    終了

■参加費

・一般:2,000円
・エンタクメンバー:1,000円
・学生割引:500円
・介助者:無料

■会場のバリアフリー情報

・建物は4階建てで、正面出入り口は自動ドアの二重扉です。
・4階の多目的ホールの前の通路にはゆるやかなスロープを設置しています。
・エレベーターは、幅125センチ、奥行き137センチ、入り口81センチ、操作盤の高さ110センチです。
・各階に一般用と男女共用多目的トイレがあります。
・一般用トイレには手すりと点字ブロックがあります。
・多目的トイレの扉の幅は84センチ、便器の高さは44センチです。
・貸し出し用車いすがあります。くわしくは受付でお尋ねください。

◾️参加保障

調整中です。決まり次第、追記します。
情報保障(手話や文字通訳)について、必要な場合は、お申し込み時にご相談ください。

■個人情報の取り扱いについて

お申し込み時にご登録いただいた個人情報は、次の目的の範囲で必要な限りにおいて利用するものとします。
・本イベントの事前事後の連絡
・イベント・プログラム等の告知、その他の宣伝活動
ご提供頂いた個人情報の取り扱いに関するご要望・お問い合わせは、School Voice Project 事務局( info@school-voice-pj.org )までお願いします。

主催:NPO法人 School Voice Project

「学校現場の声を見える化し、対話の文化をつくる」をミッションに、100名を越える現職・元教職員メンバーの参画によってスタート。一人ひとりの教職員が日々働きながら感じ考えていること=「学校現場の声」を見える化し、課題解決へとつなげるための組みとして、WEBアンケートサイト「フキダシ」・WEBメディア「メガホン」・教職員のオンラインコミュニティ「エンタク」の運営、さらに政策提言・ロビイング活動に取り組んでいます。

[ 公式HP ] https://school-voice-pj.org
[ フキダシ ] https://fukidashi.school-voice-pj.org
[ メガホン ] https://megaphone.school-voice-pj.org
[ エンタク ] https://entaku.school-voice-pj.org
[ F B ]https://www.facebook.com/schoolvoice.project
[ X ] https://twitter.com/schoolvoice_pj
[ Instagram ] https://www.instagram.com/schoolvoice.project/ 
[ 連絡先メール ]info@school-voice-pj.org