「子どもも大人もしあわせな学校」を実現するには、
どうすればいいのでしょうか?

子どもの立場からすると、学校生活の中には「意見を聞いてもらえない」「理不尽なルールがある」などつらく感じたり、変えたいと思う状況が存在します。
一方で、教員不足や過労死レベルの超過勤務が問題化しているように教職員の立場としても学校は課題山積の現場で「生徒と対話をするには教員にもっと心理的・時間的余裕が必要だ」という意見もあります。

この企画は、学校生活の中で生徒の声が大事にされることを目指す学生団体・ミライエコールと全国の教職員のプラットフォーム団体・NPO法人School Voice Projectとが共催するオンラインイベントです。

全国の中高大生と教職員が集い、「子どもも大人もしあわせな学校」を目指して何ができるかを一緒に模索します。立場を超えて多様な視点からこのテーマについてとことん考えませんか?

こんな方におすすめ!

・今の学校に少しでも違和感を感じている方
・学校ってもっとこうなればいいのに!という理想のある方
・毎日行くけど普段じっくりと考えることのない学校生活について
    一度改めて考えてみたい児童生徒学生の立場の方
・利害関係のない場所で生徒/先生の立場の人と対話したい方
もちろん、上記以外の方でもどなたでも大歓迎です!

概要

日時:7月24日(水)20:00-22:00
会場:オンライン(ZOOM)
定員:100名
参加費:一般 1,000円、学生(大学生以下)500円
                エンタクメンバー及びミライエコールメンバー無料
申し込み方法:本ページから事前申込

当日の内容

・企画紹介、主催団体紹介
・話題提供「子どもも大人もしあわせな学校」をつくるためには?
    → School Voice Projectから〜 現役教職員の視点から〜
    → ミライエコールから〜 児童生徒の視点から〜
・教員×学生・生徒!オンライン対話(パネルトーク)
・現役教員と生徒でのグループ対話(ブレークアウト)

全体を通して、こんなことを考えられたら…と思っています!

・学校はどんなふうに変わっていく必要があるの?〜生徒の思い・教職員の思い〜
・現場だけで解決できない学校の問題には何がある?
・世の中や生徒に伝わっていない学校や教職員の実情にはどのようなものがある?
・生徒の立場で、学校に対して変わってほしいこととは?
・教職員が学校現場を変えていこうとしたとき、ぶつかる壁とは?
・生徒と教職員、両側から、ともに学校をよりよくしていくためには?

主催団体&登壇者

ミライエコールとは?
ミライエコールは、東京大学の学生を中心とした学生団体で、中高生がよりいきいきとした学校生活を送れるように、生徒が学校生活に関する自分の意見や思いをより言いやすい環境を目指しています。現在は、ウェブメディアへの教育に関する記事の掲載、学校生活の実態を把握するためのアンケート調査事業、生徒の主体性等に関するイベント運営などの活動を行っています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://mirai-ecole.com 


●NPO法人School Voice Projectとは?
「学校現場の声を見える化し、対話の文化をつくる」をミッションに、100名を越える現職・元教職員メンバーの参画によってスタート。一人ひとりの教職員が日々働きながら感じ考えていること=「学校現場の声」を見える化し、課題解決へとつなげるための組みとして、WEBアンケートサイト「フキダシ」・WEBメディア「メガホン」・教職員のオンラインコミュニティ「エンタク」の運営、さらに政策提言・ロビイング活動に取り組んでいます。 https://school-voice-pj.org

●当日、話をする人
山口世夏(やまぐちせな)
東京大学文学部3年。小中校と、学校の理不尽なルールや出来事について、他の生徒や先生に意見を伝えた上で、話し合いをするようにしてきた。特に高校では、生徒会長として学校の風通しの悪い制度や雰囲気を変えようと活動した。そのときの体験がきっかけで、大学の同級生らとともに、学校で生徒が自分の思いや意見を言いやすくなることを目指して、学生団体ミライエコールを立ち上げ、現在活動中。

伊藤 亜優美(いとう あゆみ)
早稲田大学教育学部1年。中学時代、校則への意見や不満を学校へ訴えにくい雰囲気に疑問を抱いたことがきっかけで学校制度に興味を持つように。高校では校則について考える中学生向けの授業の企画運営に携わる。現在は大学で教育制度や生涯教育、社会教育など広く勉強中!

可知櫂(かちかい)
慶應義塾志木高等学校2年生。生徒会本部に所属し、学内での活動とともに外務役員として対外交流を実施。その際、生徒と先生との意見の乖離を問題視し、現状の打開のため学外の学生団体に所属。現在も活動中。
日本中高生協議会代表。生徒会活動振興会準会員。

逸見 峻介(へんみ しゅんすけ)
埼玉県公立高校教員。2022年度には生徒指導部主任として、民主的で対話的な組織を目指して改革を行い、「生徒支援部」へと改称する。ワークショップデザイナー・NPO法人School Voice Project理事・みんなのルールメイキングプロジェクト教員アンバサダー。「人間っていいな!面白いな!」と思える人を増やすため、日々必死に生きている。主催:対話の場 Open Education など。

大野 睦仁(おおの むつひと)
音楽なしでは生きられない札幌市内の公立学校に勤務する教諭。ココに通う子どもたちと、ココで働く先生たちと一緒に、「学習者主体の教室づくり/対話を通した職場づくり/内省を生かす自分づくり」を模索中。 「教師力BRUSH-UPセミナー」代表/札幌市近郊サークル「Go-Ahead」代表