\ 4月のSchool Voice Lab. /
学びの多様化学校について知ろう!
立ち上げや運営のポイントは?
〜大和郡山市と鎌倉市の事例から〜


「不登校特例校」が名称を改め「学びの多様化学校」となった昨年。
不登校の児童生徒が学ぶ場として、全国で設置が推進されていますが、未だ全国24校、うち公立は14校の設置にとどまっています。

▼全国の「学びの多様化学校」一覧(文科省HPより)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387004.htm 

全国の不登校は、把握されているだけでも30万人を超えており、多様な学びの場に対するニーズは高まっていますが、通常の学校とは違った形式ということもあり、なかなか設置が進んでいないのが現状です。

今回の学習会では、実際に「学びの多様化学校」を立ち上げた自治体と、まさに今立ち上げようとしている自治体の担当者の方をお招きし、具体的な立上げまでの道のりや運営上のポイントなどについてお話しいただきます。

不登校対策に取組んでいる議員や保護者、教育委員会等の立場で教育行政に関わっている方々にとって、きっと大きなヒントとなることと思います。ぜひご参加ください!

イベント概要

【日時】
2024年4月24日(水)10:00-11:30
(オンライン開催    アーカイブ配信あり)
※平日日中はリアルタイム参加が難しいという方に向け、後日視聴できるようアーカイブ配信も行います。

【内容】
大和郡山市の学びの多様化学校「ASU」のご紹介(20分)
鎌倉市に開校予定の学びの多様化学校を取り巻く議論のご紹介(20分)
質疑応答(40分)

【参加費】
2,000円
(School Voice Projectのオンラインコミュニティ「エンタク 」の会員は無料で参加いただけます)

【参加方法】
申込方法:本ページから事前決済

▼ASUについて

 大和郡山市立郡山北小学校・郡山中学校分教室、通称「ASU」。
 「ASU」は文部科学省の教育特区を受けて開設されました。さまざまな事情で学校に行きづらい子どもたちが、学校以外の場所で学ぶための小さな教室です。子どもたちが学習だけではなく、いろいろな体験を通して自信をつけ、新しい一歩を踏み出すエネルギーを貯めるところです。 今年で18年目を迎え、今まで150人以上の子どもが通ってきました。
 「ASU」では、何よりも子どもたちの持っている力を信じ、引っ張るのではなく、背中を押すのでもなく、その子のペースに伴走しながら、少しずつパワーをため、自信を取り戻すよう支援を行っています。(ASUホームページより引用)
https://asu-universe.blogspot.com/p/blog-page_26.html 


▼鎌倉市の分校式学びの多様化学校について

鎌倉市教育委員会では、令和7年4月の学びの多様化学校の設置に向けて準備を進めているところです。
学びの多様化学校の設置にあたっては、御成中学校の「分教室」として設置する方向で検討を進めてまいりましたが、この度、「分校」として設置する方針を決定しました。
分校型の学びの多様化学校としては全国初となる見込みです。
通常の中学校より授業時数を削減し、個々のペースに合わせた柔軟で負担の少ない教育課程を編成するほか、かまくらULTLAプログラムの要素を取り入れた探究的な学習を行う新教科を設置することを検討しています。(鎌倉市ホームページより引用)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2023/20231115.html 

こんな人におすすめ

⚫︎教育に関心の高い議員・政治家の方
⚫︎教育長・教育委員・教育委員会事務局職員の方
⚫︎現職の学校教職員の方
⚫︎これから学校の先生になろうと思っている学生や社会人の方
⚫︎不登校や多様な学びのあり方に関心のある保護者や地域や市民のみなさん

 『School Voice Lab.』って?

学校で働く人たちや、教育に関心のある人たちが集まって学校や教育をめぐるさまざまなトピックについて、ゲストから学ぶオンラインの学習会です。「学校現場の声」を大切にしようと活動しているNPO法人School Voice Projectが企画運営しています。 

【主催】
NPO法人 School Voice Project
「学校現場の声を見える化し、対話の文化をつくる」をミッションに、100名を越える現職・元教職員メンバーの参画によってスタート。一人ひとりの教職員が日々働きながら感じ考えていること=「学校現場の声」を見える化し、課題解決へとつなげるための組みとして、WEBアンケートサイト「フキダシ」・WEBメディア「メガホン」・教職員のオンラインコミュニティ「エンタク」の運営、さらに政策提言・ロビイング活動に取り組んでいます。 https://school-voice-pj.org