毎月で行われる、エンタクメンバー同士の実践シェア会。
今回の話題提供者は、大阪府のオルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」の有多香さん。
1学期の低学年のテーマ学習の実践をシェアしていただきます♪

箕面こどもの森学園について
こどもの森は20年前に市民が1から作った小さな学校です。
今は1学年8名。低学年クラスは1~3年生の24人です。認定NPO法人立の学校で、学習指導要領にはよらない学校です。(一条校ではありません)ですが、独自のカリキュラムで実践を続けています。

ことば・かずという基礎学習の時間はミニレッスンと自由進度のくみあわせです。プロジェクトという自分でやりたいこと決めて、とことんやりこめる時間が、ほとんど毎日あります。こども主体の集会運営やイベント企画・実行など、対話&参画を大切にしています。
スタッフ間で日々対話を重ね、試行錯誤しながら創っていっている学校です。


テーマ学習について

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低学年のテーマ学習は、学期に一つ大きなテーマを設定し、その中で子ども達の興味関心をもとに3つのグループにわかれて、探究的な活動をしています。

低学年は2024年度1学期、「砂・土・石〜くつのしたのふしぎ〜」というテーマ学習をしました。全体でしばらく活動したあと、
〇岩・石・砂をおいかけ隊
〇土の正体あばき隊
〇石はかせになり隊
の3つのグループに分かれて活動をしました。
今回は、「土の正体あばき隊!」グループの伴走の様子を中心にお話しします。



教科書、指導要領によらない学校のため、学びや活動の本質のこと、目の前の子どもたちの姿のこと、スタッフ間で日々対話を重ね、試行錯誤しながら作っていっています。

今回の低学年のテーマ学習も、ここ数年で進め方を大きく変えた部分があります。なぜそうなったのか、変えてみたらどうだったのか、という現在地も共有できたらいいと思っています。
うまくいった部分だけではなく、改善点なども日々手探りで進行中。そんなライブ感も共有できたらと思っています。

「オルタナティブスクールってなあに?」    
「ちょっとは知っているけど、実際どんな感じなの?」と思っている方もぜひぜひお越しください~


前半はゆたかさんより実践をシェアしていただき、後半は参加者の皆様と意見交流、対話の時間にしたいと思います。
どうぞお気軽にご参加ください♪

ゆたかprofile
元大阪・公立小学校教員    悩める3児の母        
現在    箕面こどもの森学園の低学年のスタッフ
哲学対話好き    対話の場時々主催    SVP理事    
どこの学校でも、先生も子どもも、「楽だな」「面白いな」という気持ちで学校に通える未来になるといいなと切に願っています。