二人の「元校長」の対談がエンタクで実現!

エンタクメンバーで大分の小学校教員である @TAKAKO さんの発案で、SVP理事で大阪の元小学校校長である @ガッツ さんこと久保敬さんと、東京の元中学校長である西郷孝彦さんの対話会をオンラインで行うことになりました!ファシリテーターは、SVP理事で久保さんとも西郷さんともつながりのある @わかすぎ いっぺい さんです。

当日は、子どもも大人も幸せで居心地のよい学校をつくるには?をテーマに、日々抱えている思いや考えを互いに交流し、今の学校をより良くしていくにはどうすればよいかを考えます。
管理職の立場の方はもちろん、管理職をめざそうかな?と考えている先生や、そうではなくても学校組織のよりよいあり方を考えたい!という方に参加いただければ嬉しいです。二人の「元校長」の対談を聞きながら、参加者が共に学校の現状をより良いものにかえていこうとするエネルギーを得ることのできる会をめざします^^

イベント概要

●日 時: 2025 年 1 月 12 日(日) 14:00~16:00
●方 法:オンライン
●主 催:NPO法人School Voice Project
                企画発案: 外園孝子(SVP 会員・大分県小学校教員)

当日の内容と流れ

<トークの主な内容>
 ・子どもも大人も幸せで居心地のよい学校をつくるために、校長としてどのように学校運営を考え、実践してきたか
 ・今の社会の課題、教育には何が必要か、何ができるのか(何から始めるか)
・今、何に興味があって、何を考え、何をしようとしているのか など

<流れ>
14:00 オープニング
14:05 西郷さん×久保さんトーク開始
15:00 休憩(オンライン質問受付)
15:10  現地参加者との対話&オンライン質問への回答
15:40  まとめのトーク
15:55  エンディング
16:00〜16:30  参加者交流タイム

発案者・たかこさんからメッセージ

昨年から今年にかけて、お二人の元校長先生のお話を聞く機会を得ました。「校則をなくした中学校」で有名な元世田谷区立桜丘中学校校長の西郷孝彦先生、そして「コロナ禍中の市長宛提言書」で有名な元大阪市木川南小学校校長の久保敬先生のお話です。お二人に共通するのは、学校は誰にとっても「しあわせ」を感じる場所であってほしいという思いだと感じました。
自分らしさを失わず、子どもたちの真の成長を願って校長という立場で学校をつくってこられたお二人の姿に、心救われた気がしたのは私だけではなかったはずです。

 たくさんの課題を抱えた現代の学校現場において、子どもたちがワクワク胸躍らせて「明日も行きたくなる学校」、先生たちがイキイキとした表情で「やりがいを感じながら働ける学校」って、どうすればつくることができるのでしょう。中でも管理職のみなさんの悩みは格別大きいものかもしれません。西郷先生と久保先生が、互いに友達同士だと聞いた私は、ならばこのお二人の対談を聞き、共に語り合うことで気持ちが軽くなる管理職の方もたくさんいらっしゃるのではないかと考えました。

そういう訳で今回は、学校づくりのトップリーダーである管理職のみなさんや、管理職をめざす教職員のみなさん、今後管理職をめざそうかどうか今悩んでいるみなさんを対象に、対話の会を企画しました。西郷先生と久保先生の対談を、SVP 理事の若杉さんがファシリテート。オンライン配信ではありますが、本音トークの心温まる会になること間違いなしです。どうぞふるってご参加ください。ともに「しあわせな学校」をつくっていきましょう。

登壇者プロフィール

●西郷孝彦さん
1954年横浜生まれ。1979 年より、都立の養護学校をはじめ、大田区や品川区、世田谷区で数学と理科の教員、教頭を歴任。2010 年、世田谷区立桜丘中学校校長に着任し、生徒の発達特性に応じたインクルーシブ教育を取り入れ、校則や定期テストを廃止。10 年にわたり、個性を伸ばす教育を推進する。
著書 「校則をなくした中学校 たった一つの校長ルール」 「過干渉をやめたら子どもは伸びる」(共著)

●久保敬さん
1961 年大阪府枚方市生まれ。1985年より、大阪市で教員、大阪市教育センター指導主事、教頭を歴任。2016年大阪市立生野南小学校で校長に着任し、木川南小学校長在任中、コロナ感染症拡大防止のため全面オンライン授業の実施を指示した松井市長に対して学校現場が混乱しているとして「提言書」を送付する。
 著書「フツーの校長、市長に直訴!ガッツせんべいの人権教育論」
 *朝日新聞記者 宮崎亮著 「僕の好きな先生」

●若杉逸平さん
School Voice Project監事。 18年間勤めた名古屋市の高校教員を早期退職。現在は学校に関わる人のサポーターをしています。様々な活動を通して、その人の中にあるメッセージを聴きながら、『それがぼくだ。』を伝えている。