虐待に至ってしまった親のための「MY TREEペアレンツ・プログラム」について
ファシリテーター桃子さんから直接お話を聞き、保護者のケアについて一緒に考えてみませんか?

「子どもの幸せを願うなら、親が幸せでなくてはならない。」

子どもにとって家庭が安心・安全な場であることがいかに大切かは、
教育に関わる方であれば誰しも感じたことがあるのではないでしょうか。

今回は、虐待に至ってしまった親の「変わりたい」という想いを信じ、ケアプログラムを実施してきたMY TREE ペアレンツ・プログラムについてお話をお聞きします。

公開対談のお相手は、学童の運営をしながら「こそだてを、孤立しない地域社会の実現」を目指しているキタバさんです。お2人のお話を聞いた後には参加者の皆さんも一緒に対話の時間を取りたいと思っています。

<登壇者プロフィール>
矢嶋桃子(やじまももこ)さん
ライター/里親/谷中ベビマム安心ネット主宰/虐待や貧困で安心して子ども期を過ごせなかった人たちの相談所「ゆずりは」スタッフ/虐待に至ってしまった親たちの人間性の回復をはかるMY TREEペアレンツ・プログラムのファシリテーターをしている

北林和樹(きたばやし かずき)さん
NPO法人サニーサイド/児童ホームつくし
1996年1月生まれ。尼崎市在住。公立小学校での教員経験。「先生」という役割にのまれ、自分を見失う。そんな中、「えいや!」と思い切り、オランダへ渡る。現地では、「他者を尊重し、共に生きる」学校や地域の在り方に感銘を受ける。現在は、児童ホームつくしで、「こそだてを、孤立しない地域社会の実現」を目指している。最近の悩みは、朝5時に目が覚めてしまうこと。



「MY TREE ペアレンツプログラム」とは、現在開催中のクラウドファンディング より

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子ども虐待とは、これまで⼈として尊重されなかった痛みや悲しみを怒りの形で子どもに爆発させている⾏動です。
虐待的行動をストップし変わっていくためには、まずは親自身が、未解決なままの自分の傷つきから回復することが必要であると、私たちは考えています。
MY TREEペアレンツ・プログラムは、暴言、暴力、無視など、現在子どもにダメージを与えてしまっている親を対象にしたプログラムです。
これまでに、児童相談所や家庭児童相談室、教育委員会、民間団体などの主催で実施されてきました。 
実践開始から23年。今では、約1600名の親たちが参加し、子どもへのダメージを与える言動をストップさせることができています。
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