18年働いて突っ走ってきた私は、このままあと20年走れるかな?と、ふと考えました。そうだ!私もサバティカルしたい!と思い、今年は長期自主研修制度を利用して現場を離れています。大学院で授業を受けたり、平日に他校の視察に行ったりと充実しています。今までの取り組みを振り返って、さらにどう現場に活かすのか、こうやって余裕があると、教育のことをじっくり考えたり、本を読んだりもできます。日々追われているだけでしんどかったなーと思うこともあります。教員は学びたい性分の人が多いと思うので、貴重な日々を過ごしています。

    一方で、この制度では1円の給与も補助も発生しません。今までの貯金を切り崩しながら生活しています。毎月徴収される税金や保険料と、手当なくなった家賃だけでも相当な出費です。しかも私の場合、授業をこれだけ取れ!じゃないと研修として認められないと言われ、授業料も自己負担なので、生活的には余裕のない状態です。

    公務員として行使してきて、他の福利厚生は充実しているのに、「学びたい」は自己責任感が強いなぁと感じています。他国へ教育視察に行ったときも、もっと教員の専門性や誰でもが学ぶ機会が確保されているのを羨ましく思いました。文科省も学び続ける教員と掲げているのに、もう少し学べる環境を保障してくれないかと考えています。機会はあっても、選択するには経済的負担が大きすぎて選択できない人もいます。身分は保障されますが、アルバイトなどはできません。しかし、自治体によっては、有給だったり、保険料の軽減や授業料の補助をしているところもあります。

    そこで、同じような境遇で大学院等に行った仲間と今、他の都道府県の制度について調査しています。教員の学ぶ機会と生活の保障を求むアクションを始めましたー!

    大学院修学休業制度や自己啓発等休業制度などを利用したことのある公立学校の教員(元教員)の方へ

以下のアンケートへご協力をよろしくお願いします。なるべく違う自治体の現状を知りたいので、お知り合いの教員におられたら、ぜひお願いしてもらえると有り難いです。拡散希望!


    これからも誰もが学び続けられる社会が実現できたいいなと願っています。